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書籍を書店で売るのは効果的か!?

Woman sitting in chair using laptop --- Image by © Steve Hix/Somos Images/Corbis

行本を出版したいと考えている方は、たくさんいらっしゃると思います。

本が出れば、書店に並んで、たくさんの人が買ってくれて、自分のビジネスに人が集まってくる……。

そんなことを想像しているのではないでしょうか。

しかし、実際のところはどうでしょう。

ちょっと思い返してみてほしいのですが、この1年間でベストセラ―と言われた本がどれくらいあるかわかりますか?

この1年間で新しく発行された書籍のなかで、あなたがタイトルを覚えている本は何冊あるでしょうか。

多くても、せいぜい10冊程度、なかには1~2冊しか思い当たらない、なんていう人も。

では、業界全体で1年間に出版されている書籍の数はどれぐらいあるかご存知ですか?

籍の新刊発行点数は年々増加していて、2011年では78,863点です。

約8万もの新刊が、1年間に発行されているのです。

8万点発行されたなかで、人々の記憶に残っているのは、わずか数点。

これって、どのぐらいの割合なのでしょうか。
おそろしくて計算したくなくなります。

毎日、400点近い書籍が、書店に運ばれてきます。
が、どんなに大きな書店であっても、そのすべてを店内に並べることはできません。

そこで、書店のスタッフがタイトルを見て、売れそうな本だけを選びます。
その選ばれた書籍が店内に陳列されることになります。

では、選ばれなかったものは……。

残念ながら、そのまま送り返されてしまいます。
返品ですね。

たとえ、一度は陳列されたとしても、あまり売れていなければ、2~3日で別の書籍と入れ替わります。

返品になった本は出版社まで戻されるのですが、
その間、人件費と物流費がかかって、利益は上がらない。

無駄でしかありません。

そして、運よく書店に並んだとして、何人かの方がその本を買ったとします。

その中から、あなたのビジネスの見込客となる人は、どれぐらいいるでしょうか。

本を見て、あなたのサイトにいく。
あなたの店舗にいく。
そういった人がどれぐらいの確立でいるのでしょうか。

ビジネスをしている人が出版した場合、目的は自分のビジネスに人を呼び込むことです。

しかし、この一連の流れの中で、人の目に触れ、見込客となってあなたの目の前に現れる人が生まれる。

その確率は相当に低いと言わざるをえません。

しかも、書店で購入してくれたのがどんな人か、著者は知る手段がありません。

そう考えると、単行本を書店流通させるということが有効なのかどうか、疑問に感じてしまいます。

むしろ、書籍で稼ごうとするよりも、書籍は必要な広告程度に考えて、欲しいと言ってくれる人に直接渡せるようにしたほうが、得られるものが大きくなります。

相手と直接コンタクトがとれますし、その後の関係構築も図っていける。

無駄なところにお金をかけるよりも、本当に効果を生みだす部分にフォーカスした方が得策といえます。

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