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言葉足らずは損をする!?

Woman sitting in chair using laptop --- Image by © Steve Hix/Somos Images/Corbis

私は昔から、思っていることを
あまり口に出さないタイプでした。

なので、家族や友人から、

「なにを考えているのかわからない」

といわれます。

 

本人の言い分としては、

「言わなくても、わかるでしょ!」
「それぐらい察してよ!」

プライベートならいいかもしれませんが、
ビジネスの場になると、これは損をします。

「ちゃんと仕事をしているんだから!」

と思う時期もありましたが、
周りの人からは、

「あいつは、冷たいやつだ」

というレッテルを貼られてしまいます。

そして、これが文章になると、
さらに厄介です。

文章というのは、文字の羅列です。

一定の法則に従って、
文字を並べていくという、
非常に機械的な作業になります。

書き手が、文字を並べることばかりに
フォーカスしていると、
できあがる文章も、
殺伐としたものになってしまいます。

人は感情で生きていますので、
機械的な、殺伐とした言葉を投げられると、
どことなく寂しさを感じ、

「私はあまり大切にされていないのか……」

と考えてしまいます。

あなたはそう思っていなくても、
相手が勝手にそう感じてしまうのですね。

これは、非常にもったいない。

そこで、文章のなかに、
感情を示す言葉を入れたり、
相手を気遣うような言葉を入れます。

会話だったら、ふつうに言うようなことです。

そして、もうひとつ。
説得力が増し、
親近感を生みだす要素として、

「理由」を述べること。

自分の考えを伝えたり、
相手になにかを提案するときに
理由が入っているか否かで、
相手に与える印象がまったく
ちがってしまいます。

たとえば、

「文章力は大事です。
ぜひスキルアップさせましょう」

これだけですと、

「まあ、そうだろうけど、別にいまは……」

と思われてしまいます。

そこで、理由をつけてあげる。

「文章力は大事です。
なぜなら、インターネットが普及して、
メールやブログや、チャットやSNSへの投稿やら、
いたるところで文章を書く機会が増えています。

それらをうまく使いこなすためには、
文章力がカギになるからです。
ぜひスキルアップさせましょう」

少し、説得力が出ましたでしょうか。

さらに、その理由を、
読者に関係することと結びつけてあげる。
相手を気遣うような一文を入れてあげます。

「メールの返信の仕方や、SNSの投稿など、
何気ないところで、人はその人を
判断しているものです。

文章力があなたの評判や報酬に
大きく影響しているのですよ」

ここまでくると、

「ああー、それならやらなくちゃ!」

となってきます。

これによって、読者は自分事として
受け取れるようになるのですね。

しかし、理由付けの部分は、
文章を書くうえで苦労する
ところでもあります。

理由というのは、
目に見えてなにかが差し迫っている
場合なら示しやすいのですが、

通常は目に見えないケースが多い。

となると、それを想像しながら
書かないといけないわけです。

想像するには頭を使います。
想像するには練習が必要です。

面倒なことですし、
慣れていないとわかりにくい。

だから、たいへんに思えてしまうのですね。

でも、理由があるのと
ないのとでは大違いです。

「きちんと説明してくれた」

読者はそこに思いやりを感じ取るのです。

自分は大切にされている。

そう感じることができれば、
人の話しを受け入れる姿勢ができます。

読者に対しての思いやり。

これは文章術以前に、
スタンスの問題でもあります。

読者を自分の思い通りに動かそうとすれば、
相手もそれを感じとります。

読者にとって、どうなのか。

この視点を意識してみてください。

くれぐれも、

「言わなくてもわかるでしょ!」

と、ならないように。

これが通用するのは身内だけのようです……(苦)

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