最短最速で高い効果を出さなければいけない理由

Back figure of a young woman jogging in the park

新しい事業を立ち上げた時や、自分で独立してビジネスをはじめたときに、
だれもが早く成果を出したいと願うはずです。

なぜなら、新しいことを始めるときは、不安がつきものです。

これで生活していけるだろうか。
お金や時間を無駄にしてしまうのではないか。
失敗して、人に笑われるのではないか。

さまざまなことが、頭をよぎります。

こんな状況から早く脱出したい。

そう願うのが普通の人の心理だと思いますが、感情面だけでなく、実際に、高い成果は最短最速で出して、こういった状況からはさっさと抜け出すべきです。
そりゃ、出せるものなら出したいけど、、、
と考えているとしたら、それはまだ甘い。
出せなくても仕方がないと、心の片隅で考えてしまっています。
絶対に最短最速で、成果を出さなければいけないのです。

収入が途絶えるから?
貯金が減っていくから?
家族が路頭に迷うから?

 

そういう現実的な事情もあると思います。

しかし、もっとも大きな理由は、さっさと成果を出さないと、本人の気力が失せていき、腐ってしまうからです。

 

よく使われている例え話ですが、
鎖につながれた象のことをご存知でしょうか。

 

動物園やサーカスなど、どこかで飼われている象のことです。
1本の足に鎖をつけて、自由に動けないようにします。
最初のうちは激しく抵抗しますが、頑丈につながれているために、鎖の長さ以上に自由に動くことができません。

 

しばらくは、象も抵抗してみせますが、どうやっても動けないことを理解してくると、象は抵抗するのを止めてしまいます。
諦めてしまうのですね。

 

いったん諦めてしまうと、それ以上抵抗したり、自由に動こうとしなくなるそうです。
やがては、鎖をつけていなくても、自由に動き回ろうとしなくなるそうです。

ノミの例え話も同様です。

ある容器にノミを入れて、透明のふたをします。
最初のうちは、ノミは大きくジャンプして、容器から出ようと試みますが、見えないフタがあって、外へ出ることができません。
何度か試しているうちに、外へは出られないことを察します。

すると、やはりノミも諦めてしまうようです。
いったん諦めてしまうと、もう大きくジャンプしなくなるそうです。
そうなると、フタを開けておいても、そのノミは外へ出ようとはしなくなってしまうのです。
このように、動物には、いったん諦めてしまうと、それ以降はその行動をしなくなる習性があるようです。

うまくいかないことや、思い通りにならないことを、いつまでもやり続けることはできないのです。
諦めの気持ちが湧いてきたり、やっても無駄だと決めつけてしまったりして、それ以上、チャレンジしなくなってしまうのです。

これは人間にも当てはまります。

夢を持って独立し、ビジネスを始めたのに、思うようにお客様が来ない。
売上げがあがらない。

セールスレターを書いても、商品が売れない。
セミナーの募集をしても、人が集まらない。

こういうとき、人は非常にがっかりして、落ち込みます。

本来なら、そこで原因を探り、改善して、少しでもより良くなるように磨いていくべきです。
そうすれば、いつかはゴールに辿りつく可能性があります。

しかし、最初に思うようにいかなかったショックが大きすぎると、そういった活動をするのを拒むようになってしまいます。

ショックのあまり、見るのもイヤだとか、
なにをどう改善すればいいのかわからない。

そして、「やっぱり自分には無理だった」、「能力がなかった」、「向いていなかった」などと、都合のいい理由をつけて、やめてしまうのです。

そこでやめてしまうと、それは失敗経験になってしまいます。
失敗経験は、ネガティブな材料として、その人の心のなかにいつまでも潜み続けるので、やっかいなのです。

たとえば、またサラリーマンに戻ったとしても、「私は失敗したんだ。出戻りなんだ」と心のどこかで感じてしまうでしょうし、
会社員に戻って、その後もずっと会社員でい続けるという覚悟が決まるのなら、まだいいほうです。
なかには、夢を見ながら、アルバイトをしたり、収入がないままなんとなく過ごしてしまう人もいます。

そうなると、会社員になるよりも悪い状況に陥ってしまいます。

ビジネスをするのに、お金があることは絶対条件とはいいませんが、あるにこしたことはありません。
あった方が気持ちや生活面で、余裕ができます。

しかし、アルバイトの生活をしたり、貯金を崩しながら生活していくと、精神的にどんどん追い込まれ、落ち込んでいきます。

そんな精神状態では、新しいことにチャレンジしようという意欲も奪われてしまうのです。

そうなると、新しいビジネスを立ち上げたり、リベンジする気力がなくなり、いつまでも出口の見えない状況のなかをさまようことになります。

そのなかかから抜け出すのは、至難の技です。
よほどのきっかけやサポートがないと、自力では抜け出せなくなってしまいます。

そんな状況に陥らないために、成果は最短最速で出さないといけないのです。
成果が出ない時間が長引けば長引くほど、気力を奪われて、腐っていきます。

人は環境によって、良いほうにも、悪いほうにも変化します。
そして、実に厄介なことに、悪い方に進んでいるのに、その渦中にいると、それを認識できないこともあるのです。
本人は、その状況でも「まあ、いいか」と思って、のんびり過ごしてしまうこともあります。

そうしているうちに、さらに悪い状況になり、資源を食いつぶし、時間ばかりが過ぎて、新しいことをやるチャンスと気力を失っていきます。

そうならないためにも、成果を出すのは最短最速でなければいけないのです。
人生の勉強だとか、これも必要な経験だから、などと都合のいい理由をつけて、成果が出ないことを正当化してしまうと、あとあと苦しむことになります。

必要な経験は、成果を出しながらでもしていくことができます。
人生の勉強も同じです。

都合のいい理由をつけて、自分自身を悪い方向に追い込まないようにしてください。
時々、自分が諦めてしまった象やノミのようになっていないか、チェックしてください。

常に前向きで、鋭い感覚を持ち続けるためにも、成果は最短最速で出していくようにしましょう。

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