§2 表記上のルールその1 <タイトル 小見出し>

Woman sitting in chair using laptop --- Image by © Steve Hix/Somos Images/Corbis

記上のルールを知っているかいないかは、その人が書いた文章を見れば、ひと目でわかってしまいます。
表記上のルールは、新聞や雑誌、書籍などに共通して使用されています。
私たちは若いうちからこれらに接してきているので、ルールに沿っていないものを見ると、どことなく違和感が生じてしまうのです。
また、出版社などに企画書を見せる際も、このルールが守られているかどうかで、その人の文章力を判断します。
編集者にしてみたら、文章力のない著者と組むのは、自分の仕事を増やすことになり、面倒に感じます。
せっかく書いた文章が無駄にならないよう、ここでお伝えする点は、最低限おさえておいてください。

 

では、ここからが本題です。

 

ず、なんらかの文章を見せられて、いきなり頭から読み始める人は稀です。

むしろ、「これはなにについての記事か?」を探るところから始めのではないでしょうか。

とすると、なにについて書かれたものかを最初に示してあげることが必要になります。

そこでブログであれ、企画書であれ、セールスレターであれ、その他の文章もそうですが、冒頭にタイトルを入れることが重要です。

これは、読者に対しての、最低限の配慮になります。

タイトルには、「読者の興味を引く」という役割もありますが、そのほかにも、

「無駄な作業をさせない」、
「読者をいちいち考えさせない」

という効果を持っているのです。
者は、考えなければいけないことが多いほど、読み進めるのが苦痛になっていきます。

なるべくスムーズに、本題となるところまで、読者を誘導していきましょう。

タイトルを記載したあと、数百字程度の短い文章であれば、そのまま内容に入っても問題ありません。

しかし、数千~数万字になるもの、用紙が何枚にもわたるもの、
また、相手は読む義務がないもの(読む必要はないけど親切で読んでいる)は、
その後につづく文章の構成を知らせる必要があります。

 

そうでないと、すべてを読まなければならなくなり、考えただけでウンザリした気持ちになるからです。
構成は、目次のような章立てでかまいません。

また、用紙が2~3枚であれば、小見出しのフォントを変えたり、太字にするなど、目立たせるだけで、全体を把握できます

 

これで、読者はラクに内容を把握できるのですが、逆にいうと、きちんと読んでもらえなくなるリスクも生じます。

そこで、最近では、セールスレターの場合など、あえて商品の金額を文中に忍ばせて、目立たないようにするなどの手法がとられています。

読んでいる方も一定のスタイルに慣れてきますので、つねに相手を見ながら手法を改善していく配慮が欠かせません。
覚えておいていただきたいことは、

「読者は、あなたが想定した内容の1割程度しか理解できない」

ということです。

あなたがどんなに深い意味を込めたり、真意を察してほしいと思っても、相手は、あなたの頭の中をまったく把握していません。

 

かも、あなたは伝えたいという想いから、書く内容を決めていますが、
読み手は、あなたのメッセージを受け取る準備ができているとは限りません。

それぐらい、両者の間にはギャップがあるのです。
そして、そのギャップを埋めてあげるのは、書き手側の役目です。

と同時に、読者は自分の欲しい情報を探しています。

欲しいものだけをつかみにくるのです。
となると、余計なものに意識を向かせて、

「これは不要だ!」

という印象を与えてしまわないようにする。
そして、エサではありませんが、あたかも、

「あなたが探しているものがここにありますよ!」

という雰囲気をにおわせておく。
こんな仕掛けができるようになると、文章から得られる効果が倍増します。

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